ハイパーレイコア

Hyper-Ray Core(ハイパー・レイ・コアラジエーター)

弊社は、総合熱交換器メーカーとしてお客様に満足いただけるよう、常に新しい製品開発に取り組んでおります。
その中から生まれた、新コアを以下にご紹介させていただきます。
ラジエーター性能は以下理論式で成り立っています。
Q(放熱量)=K(放熱係数)×A(放熱面積)×⊿tm(平均気水温度差)
特にラジエーター性能に影響する数値は K:放熱係数(Kバリュウ)です。
K値はα(熱伝達率)とλ(熱伝導率)で成り立っており、λ(熱伝導率)は材料で決まり、α(熱伝達率)はコア形状で決まります。
αは次の式となります。
α=f(Re) Re:レイノルズ数
ハイパーレイコア K値を上げればラジエーターの性能が上がることが御理解いただけると思います。そして、K値はReを上げれば必然的に上がることも、言うまでもありません。
αには空気側、水側があります。
多くのメーカーは性能アップと言うと空気側であるフィンの改良を行います。
ただ、空気側は抵抗の問題もあり、改良が限界に来ています。
弊社は、もう一つの基本であるチューブに注目いたしました。
チューブにインナーフィンを入れることで、水側レイノルズ数をアップさせ乱流域にもって行き、ラジエーター全体性能をアップさせる目的で開発を進めてきました。
Hyper-Ray(ハイパー・レイ)のレイはレイノルズ数の意味です。この新開発コアを今後市場に出していく予定です。 Hyper-Rayにご注目下さい。
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